PRP専門外来PRP

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当院は毎週水曜日(延山医師)にPRP注射専門外来を行っています。

PRP治療は、変形性関節症、スポーツ外傷、筋肉・腱の炎症などに効果が期待できます。下記のようなお悩みをお持ちの方は、ご相談ください!

  • 変形性関節症といわれた
  • 関節炎と診断された
  • スポーツで筋肉や腱を痛めた
  • 関節に違和感がある
  • 関節の痛みが改善しない
  • できるだけ薬を使いたくない
  • 階段の昇り降りがつらい
  • テニス肘、ゴルフ肘

PRP治療とは?

血液中の血小板はさまざまな「成長因子」という、細胞の成長や増殖を促す物質を含んでいます。近年、スポーツ選手がひじの治療などに導入していることや、アンチエイジングの技術として知られはじめている多血小板血漿(PRP)療法は、ご自身の血液から血小板を多く含んだ成分だけを取り出し、傷ついた箇所に注入する治療法です。
成長因子が周囲の細胞に働きかけることで、損傷した組織の修復(自然治癒力)が促進され、「早期の治癒」や「痛みの軽減」が期待できると言われています。

※当院では、PRP-FD(血小板由来因子濃縮物[フリーズドライ])を使用いたします。 PRP-FDは、患者さんご自身の血液からつくられたPRPをさらに活性化させ、血小板を濃縮したもので、同量の血液と比較して成長因子の総量が多くなっています1)。

PRP治療の特徴

【1】自己修復機能の促進 1)

成長因子の働きによって、患部の自己修復機能が促進されると考えられます。

【2】自己血液を使用するオーダーメイド治療

患者さんご自身の血液をもとに抽出した成長因子を使用するオーダーメイドの治療です。
ご高齢の方やアスリートの方にも副作用が少なく受けていただける安全性の高い治療です。

【3】手術の必要はありません

PRP治療は、関節内注射による治療です。
ひじ、ひざの関節内に注射器を使って注入するため、手術の必要はありません。

成長因子の働き

【1】抗炎症作用 2)

血液中の血小板内には、炎症を抑える働きなどを持つ成長因子が含まれています。

【2】修復促進 2)

血小板に含まれる成長因子は、自己修復に必要な細胞増殖を促進させます。

【3】コラーゲン産生を促進 3)

血小板に含まれる成長因子による線維芽細胞の増殖は、骨や血管を作るために欠かせないコラーゲンの産生を促します。

PRP治療が効果的な症状(一例)

膝の痛み・変形性膝関節症

変形性関節症では、変形の進行に伴って、軟骨がすり減ったり、半月板が傷んだり、炎症が起きて膝に水がたまったりします。PRP療法は、このような組織の修復を促進したり、関節の炎症を抑制したりする効果が期待できます。
これまで、変形性関節症の方に対する薬物療法としては、痛み止めの内服やヒアルロン酸の注射などを行っていましたが、今までの治療に効果がなかった方でも、PRPを関節に注射することで痛みが軽減する場合があります。

スポーツ外傷(テニス肘・ゴルフ肘・ジャンパー膝

PRP治療はプロアスリートやトップアスリート、テニスやゴルフの愛好家の方などの外傷・障害の治療として効果的な治療法です。ご自身の血液から生成される血清で治療を行うため、ドーピングにも該当しません。
テニス肘・ゴルフ肘(肘内側・外側上顆炎)やジャンパー膝(膝蓋腱炎)、アキレス腱炎・足底腱膜炎(腱付着部症)や肉離れ、筋・腱断裂、靱帯損傷などの怪我を早期回復させ、痛みを軽減する効果が期待できます。

PRP治療の効果

効果やその持続期間には個人差がありますが、一般的に1週間〜6ヶ月で組織修復が起こり、治療後2週間〜3ヶ月までに効果の出現が期待できます。自分自身の組織を修復する治療なので、長期間にわたって治療効果が認められます。また繰り返し治療することができます。

PRP治療の費用

診察料 2,000円(税込)
1セット 180,000円(税別)
1クール(3回セット) 480,000円(税別)

※延山医師の診療日のみの価格となります。
※第一水曜は磐田医師の診療となります。
※当院では成長因子をフリーズドライしたPRP-FDを使用しております。
学生割引がございます。詳しくはお問い合わせください。

PRP治療の流れ

ご予約

※電話受付時間:
平日 10:00~18:00 / 土曜日 9:00~12:00
(メールフォームは24時間受付)

問診・診察
  • ・関節の痛みや違和感の程度、これまでに行ってきた治療についてお伺いし、PRP治療が効果的な症状かどうかを判断します。
  • ・レントゲンやMRI検査を受けた方は、画像をご持参ください。
採血
  • ・自己血液約50mlを採取し、細胞加工センターに送り、検査・加工します。
  • ・治療日(注射をする日程)を決定します。
注射 ※日帰り
  • ・関節にPRP-FDを注射します。なお、注射の際は局所麻酔を行い、痛みを軽減します。
  • ・注射後、15分程度、患部を安静にしていただきます。
経過チェック
  • ・・注射から3~4週間後に、経過チェックのための診察を行います。

PRP治療のよくある質問

QPRP治療には手術が必要ですか?
PRP治療は、ご自身の血液から抽出した成長因子をひじ、ひざの関節内に注射器を使って注入するため、手術の必要はありません。注射は5分程で終了いたします。
Q高齢でも治療を受けられますか?
手術を行わない注射による治療ですので、高齢の患者さんでも受けることが可能です。
関節の状態によっては、年齢にかかわらず手術が適していることもありますので、医師とよく相談しましょう。
Q関節以外の症状で治療を受けられますか?
アキレス腱など、筋肉や腱の症状への適応となることもあります。
まずは現在の症状を医師にご相談ください。
Q副作用はありますか?
患者さんご自身の血小板から抽出した成分を注入するため、重い副作用は少ないと考えられています。
ただし、注射による一般的な副作用(痛み、赤み、腫れなど)が起こる可能性はあります。
1)Araki J, et al. Tissue Eng Part C Methods 2012; 18 (3): 176-185.
2)Andia I, Maffulli N. Nat Rev Rheumatol 2013; 9 (12): 721-730.
3)Fei Y, et al. Curr Pharm Des 2013; 19 (19): 3354‒3363.
完全予約制
月・火・水 10時〜18時
9時〜12時
木・金・日 休診

〒104-0031
東京都中央区キスワイヤ八丁堀ビル3階

アクセス方法

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