一陽来復お守り~細部に神は宿る~
みなさんは縁起を担いだりスピリチュアルな事を信じたりしますか?
ぼくは、無縁です。病院にありがちな、おばけ話もかかわったことないですし、大事なイベントの前にやる縁担ぎみたいなものもないです。
ただ、八丁堀での仕事をスタートさせた当初、いろいろ準備不足だったこともあって、なかなか患者様にお越しいただけない時期がしばらく続きました。
つまり「ヒマ」…..
そんな時期にスタッフから、
「先生、このお守りを貼りましょう!」
と勧められました。その名も
\\一陽来復御守(いちようらいふくおまもり)//
「悪いことが続いた後に良いことが巡ってくる」という意味の「一陽来復」の言葉に由来するお守りで、特に金運上昇や商売繁盛のご利益があるというもの、とのこと。
ここまでならなんとなくそんなに特殊な感じはしないのですが、以下の特徴があったのです。
・東京新宿区の穴八幡宮でしか入手できない
・毎年12月の冬至から2月の節分までしか販売していない
・冬至、大晦日、節分のいずれかの夜12時ジャスト!つまりチャンスは3回のみ!
・その年の恵方に向けて、一陽来復の文字が向くように、壁や柱に貼らないといけない
なんという特別感!
限定とかに弱い日本人のDNAがここで発動してしまい、
\\これ、やりた〜い!//
と即答しました。
しかし、浮かれてるぼくにスタッフは厳しい顔で言いました。
「ただし、一陽来復は落下したら最後。貼り直しは厳禁ですから、ちゃんと準備してくださいね!」と。
そして節分の日(2/2)。スタッフおすすめの超強力ボンドを準備してウキウキ。
・・・とここでアルアルの詰めの甘さが出てしまいました。
夜中12時に貼り付けないといけないのですが、クリニック到着が11:55。
慌て気味でササっと準備、でもなんとか12時ちょうどに恵方の方角、今年は南南西にお守りが向くように無事貼り付けました!
\\バンザーイ🙌 //
\\これでクリニックも上向くぞ~!!//
と楽しみしていましたが、一向に流れがよくなる感じもなく・・。
「ま~すぐには効果ないよね」
と思ってた3月のある朝。クリニックに来てみると、なんか床に落ちてる。あれ?これって…
「お、お、ま、も、り…( ゚д゚)」
そうです、お守り落下事件です。
効力があるとしても1か月ではパワーを発揮しきれなかったようです…
スタッフに準備不足を指摘され、すぐにお守りを返しに行くように指示され…
まだ桜も咲かない3月中旬、穴八幡宮にお守りを納めに行きました。
【教訓】
ちゃんと、準備してお札を貼らなかった自分が悪い!
何事も、細部を疎かにせず、丁寧に取り組むことが重要!
まさに
\\細部に神は宿る//
ということで、教訓を活かせるようにこのブログも細部にまでこだわって書いてます!
最後まで長文にお付き合いくださりありがとうございました。
