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自由診療ってなんで怪しまれる?(前編)

まず、ぼくは、保険診療であるひざの手術を自由診療である関節の幹細胞治療を両方とも専門的におこなっているめずらしいドクターだと思ってます。

どちらかに偏っているドクターは意見も偏ってしまうと思うので、そのあたり公平に見て、公平に意見出来るのは僕ならではないのかな、と思うのでそのあたりを書いてみようと思います。

保険診療をやるドクターを通称ホケD(そんな呼び方は実際にはありません)、自由診療を行うドクターを通称JD(こちらも実際にはありません)と書きますね。

<ホケDからみる自由診療>
・エビデンスなし
・利益重視の金儲け主義

この2つがまず思っていることだと思います。
そして、実際にあたっている部分もあります。
エビデンスについて、関節の幹細胞治療を例に挙げると、これが国内始まった2017年ごろ(このころ、ぼくも始めました)国内での実績は全くありませんでした。海外でもそれほどたくさんの報告があったわけではなかったです。
ただ、動物を使った基礎研究や人数は少ないものの幹細胞治療での治療効果について、その効果の可能性を書いた論文はちょっとありました。

問題なのは、このいわゆるエビデンスを拡大解釈して超画期的な最先端医療!
という風にPRするプロモーションにあると思います。
このプロモーションが本当に秀逸!
困っている人の心をつかむ甘美なささやき、という感じで、手術を言い渡されて
動揺する患者様の心を大きく揺さぶったと思います。

細胞治療に詳しいわけでもなく、ひざに詳しいわけでもなく、なんなら整形外科医でもないドクターがなんとなく幹細胞を注射でひざに入れる、みたいな所も多々あると聞き及んでいます。

、ぼく自身はその当時、東京医科歯科大学(現;東京科学大学)が滑膜由来幹細胞を使った半月板再生の研究の発表やデータを目の当たりにして、この可能性のある治療を患者様に届けたい、という思いで始めた訳なんですが、そこに至る工夫や理論をかなり勉強しました。手術あるのみ!って感じで現場で叩け上げてきたぼくが、たぶん、医師になって一番勉強した時期だと思います。

そして金儲け主義!
これもある意味あたっています。
ただ、医療の世界しか知らない僕たちにとって利益率なんてものが医療以外の世界では
もっと凄いことになっている事を考えるとそれでもまだまだ利用者にやさしいのでは、という感じもします。150円くらいで販売される500㏄のコーラ1本の原材料費は5円以下ともいわれる原材料費率から考えると大量生産出来ない幹細胞治療の価格が100万を超えても、もしかしたら世間で売られているものと比べるともしかしたら金儲けには当たらないのかもしれないですね。

そんな中、リソークリニックは日本一の低価格で展開してむしろ経営は簡単じゃない状況になっていますけど(笑)

後編へ続く


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