手術をしないと改善しない膝の症状にはどのようなものがありますか?
軟骨がすり減ったいわゆる変形性膝関節症では階段のくだりや立ち上がり動作での痛みが出ます。また半月板損傷では曲げ伸ばしができなくなるいわゆるロッキングやある角度や姿勢でひざの同じ場所が痛むという症状が特徴的です。手術はいずれの場合でもどのくらい困っているのか、どのくらい痛いのか、どのくらいやりたいことがひざのせいでできなくなっているのか、という症状で最終判断をしますが、いずれの症状も手術で症状の改善はかなり見込めます。日常生活に支障が出る強い痛みや歩行障害がある場合も、手術の適応となります。