半月板は「切って終わり」ではなく、できるだけ守る。リソー式半月板温存治療について
こんにちは、リソークリニック院長磐田です。
膝の痛みでMRIを撮って、「半月板が傷んでいます」「半月板が切れています」と言われたことはありませんか?
半月板は、膝の中でクッションのような役割をしている大切な組織です。歩いたり、走ったり、階段を上り下りしたりするときに、膝にかかる衝撃を分散してくれています。
そのため、半月板が損傷したときには、単純に「悪いところを切り取ればいい」というわけではありません。切り取ることで衝撃分散能力が落ちることで軟骨がすり減る、いわゆる変形性関節症になるリスクが格段に上がってしまうからです。
できることなら、自分の半月板を残したい。
私たちは、そんな考え方を大切にしています。
\\リソー式「半月板温存治療」//
リソークリニックでは、半月板損傷に対して、できるだけ半月板を温存することを目指した治療を行っています。
基本となるのは、損傷した半月板を縫合して修復すること。
もちろん縫合術は保険適用です。
ただし、私たちは「縫って終わり」ではありません。
縫合しても、そのままだと手術を受けた30%の患者様で再断裂をおこすというデータがあるからです。
よってリソーでは、縫合した部分に、組織の修復を支えるための足場(スキャフォールド)を組み合わせ、さらに滑膜由来の幹細胞を用いて、修復をサポートするという方法をとります。
半月板は一度傷つくと、場所によっては血流が乏しく、自然に治りにくいことがあります。
だからこそ、ただ傷を閉じるだけではなく、修復される環境そのものを整えることが重要だと考えています。
イメージとしては、
「縫う」+「支える」+「修復をサポートする」
という考え方です。
もちろん、すべての半月板損傷にこの治療が適しているわけではありません。損傷の場所や大きさ、膝の状態、年齢や活動性などをMRIなどで確認し、治療方法を検討する必要があります。
なぜ「温存」にこだわるのか?
前述のとおり、温存以外の方法だと早いと数年で軟骨がすり減るリスクがあります。
将来の膝の状態を見据えるのであれば、損傷した部分をただ取り除くのではなく、可能な限り自分の半月板を残したい。
これが、リソークリニックが「半月板温存」という考え方を大切にしている理由です。
「手術=半月板を切る」というイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現在は「どうすれば自分の半月板を残せるか」を考える治療もあります。
膝の痛みや引っかかり、ロッキング、スポーツ中の違和感などがある方は、まず一度MRIで膝の状態を確認してみてください。
半月板を守るために、できることがあるかもしれません。
リソークリニックでは、一人ひとりの膝の状態を確認したうえで、その方に合った治療方法をご提案しています。
