幹細胞治療の効果
- ・治療内容
自己間葉系幹細胞1×108個を関節内に注入(なお、幹細胞は膝膝蓋下脂肪体から採取)。
対象の関節は、ひざ、股関節はじめとして、全身の関節に対応します。 - ・リスクや副作用
副作用、リスクは、ないと考えられますが、効果については、細胞の働きが個々人でちがうことが想定されるのと、治療前の状態に個人差があるために、治療効果にも個人差がでる。
症例
性別:女性
症状:
歩いたり立ち上がったりひざに体重がかかると痛いし夜にも痛みで目が覚めることがあった。
検査結果:
MRIでは異常は見られず、関節鏡で関節内を確認したところ関節の軟骨が一部なくなり穴が開いているような状態になっていることが判明した(写真①)
治療経過:
1)関節鏡で関節内を掃除すると同時に骨のダメージもあったため、人工骨をつかって骨を移植
2)ご自身の脂肪滑膜から採取した間葉系幹細胞1億個、PRP、ヒアルロン酸を術後2週間目に関節内へ注射で投与する
3)術後4週間、患部へ体重をかけることを禁止し、その後歩行練習を開始
4)術後4か月目に再度関節鏡で関節内を確認すると再生軟骨が確認できた(写真②)
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※下のイメージは横スクロールでご覧頂けます。
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