ひざの再生医療に新兵器!~幹細胞の足場となるシートの登場~
軟骨再生の3大要素ってご存知ですか?
①材料となる”細胞”
②細胞を活性化する”増殖因子”
③接着剤ともいえる”足場”
これまで当院では、細胞の質や量、増殖因子の同時使用などさまざまな工夫をこらしてきました。
”足場”については、最適な粘着力をもつヒアルロン酸を使用してきましたが、さらに新兵器が登場しました。
それが細胞が育つ土台となるシートです。
シートは、関節鏡で見ながら直接貼り付ける手法になるので、小さい手術を追加する形になりますが、再生させたい部位にシートを貼ることでより細胞の生着率が上がることが想定されます。
この処置は現在は連携する群馬県の石井病院でのみ行うことができます。
Riso Styleは常に進歩、向上していきます!
※写真は骨軟骨移植術の際にシートを使った時のものです。
その後に自家間葉系幹細胞1億個+PRPを投与しています。
幹細胞治療前にシートを設置することで再生効果の向上が期待できます。