痛かった時ってどんな感じだったかしら?~股関節の痛みから解放されて~
今回の患者様は73歳の女性でみぎの股関節の痛みで受診されました。
受診当初は、痛みで動きたくない、という状態で日常生活にも支障をきたしていました。
幹細胞を投与して1か月後の診察時には痛みは全くなくなっていました。
ただ、画像上は何も変化はしていない状況でした。
当院では幹細胞投与後1,3,6か月後に確認のために診察させていただいています。
この方も3か月後に診察に来ていただいたのですが、その際には、なくなっていた痛みが少しぶりかえしていました。
そして画像上は骨に炎症が起こっていて1か月目の時点よりも悪化していました。
幹細胞治療は効果に個人差があり、経過もその方その方でいろいろです。
そこで治療もその方の状況に応じて変化させています。
この方の場合には、ぶり返した痛みは骨の炎症が原因と考え、骨の炎症に効く漢方薬を処方させていただきました。
そして6か月目のチェックの日。
また股関節の痛みはほぼなくなり、MRI画像上も骨の炎症はかなりおさまり、凹凸の激しかった関節面も滑らかになってきていました。
患者様は、
”痛かった時ってどんなだったか忘れちゃったわ~”
とのこと。
嬉しい一言にスタッフも笑顔。これからもRISOスタイルで笑顔を増やしていきたいと思います。
(自己脂肪滑膜由来 間葉系幹細胞 1億個+PRP 投与)