ひざの靱帯損傷&半月板損傷後に幹細胞治療
本日は52歳男性の患者様。
約3年前にケガをしてひざの前十字靭帯と内側の半月板にダメージを受け、近くの病院では、ご年齢の事やらリスクの事やらであまり手術を勧められなかったとのことです。
(20年くらい前は40歳以上の方は手術の適応外とされていました)
ただ、お仕事柄、動かなくてはいけない、ということもあり、さらに治療効果をより確実なものにしたい、ということで、
靱帯再建手術と半月板修復手術をおこない、軟骨のダメージに対しては幹細胞治療で対処しよう!という方針で治療をおこないました。
幹細胞治療に先立って手術をおこないました。
手術そのものも順調に行われた、ということもありますが、ご本人のリハビリへの積極的な姿勢もありまして、
順調な経過をたどりました。
術後1か月以上かけてひざの曲がりをよくしょう!というプランを大幅に短縮するペースで2週間後には正座近くまで曲がるようになりました。
そこへ術後2週間で幹細胞を投与しました。
幹細胞投与後もさらに順調に回復していて日常生活動作ではほぼ問題なく経過しています。
まだまだ治療ははじまったばかり。
この調子を維持出来るように経過をみさせていただきます!
・関節鏡下靱帯断裂形成術+半月板縫合術
・自己脂肪滑膜由来 間葉系幹細胞 1億個 + PRP 投与