リソークリニックブログRiso blog

もう痛みはないですよ! ~ひざの半月板移行手術と幹細胞治療~

今回は59歳の女性の患者様。

 

ジャンプの着地でコキッと音がしてからひざに痛みを感じるようになりました。

 

それ以来ひざの痛みで悩んでいらっしゃいました。

 

画像では軟骨のダメージに加えてひざのクッション役を果たしている半月板が正常な位置からずれていることがわかりました。

 

幹細胞治療だけではそのズレは治らないのでセントラリゼーションという半月板を正常な位置へ戻す手術を内視鏡でおこない、軟骨のダメージに対しては幹細胞治療で改善を図ることにしました。
このセントラリゼーションというズレてしまった半月板を正しい位置へ移行する手術法はここ1,2年で普及し始めた新しい手術法で、院長の磐田はまだ普及する前から技術を習得してかなり経験を積んでいます。

この手術法と幹細胞治療と組み合わせることで改善率の向上を期待できます。

※この手術法についてはまた後日このブログで報告します

 

半月板の手術から約2週間後に幹細胞を投与したところ、投与1か月後には、痛みはすっかりなくなっていて、術前の不安顔からすっかり笑顔へ。

 

先日の6か月検診でも半月板は正常な位置に戻っていることも確認され、軟骨再生も確認されました。

 

何も問題はないので治療はここで一旦終了。ご本人はなんとなく名残惜しそうな感じでしたが、医療機関とのお付き合いは少ない方がいいのです(笑)

めでたしめでたし、です!