幹細胞治療と組み合わせると効果の上がるひざの手術治療① ~半月板移行術(セントラリゼーション)~
今回は院長の磐田がひざの幹細胞治療とよく組み合わせるひざの内視鏡手術を紹介します。
ひざの軟骨がすり減る程度は個人差があります。
ただ、軟骨すべてがすり減ることは少なく、体重のかかる部分を中心にすりへっていきます。
すりへっている骨と骨の間に存在してクッションの役割を果たしているのが半月板です。
ところが骨と骨の間にいるはずの半月板がズレてしまって、クッションの役割を果たしていないケースがよく見受けられます。
この位置のズレを治す内視鏡手術がここ1,2年で普及してきました。
この手術をセントラリゼーション(半月板移行術)といいます。
院長の磐田は普及前からこの手術法を身につけてすでに100例近くおこなっています。
軟骨にすり減った部分への負担が減るため、幹細胞治療と組み合わせることで軟骨再生にもプラスになるという院長のアイデアから当院では適応になる患者様に勧めていますが
成績も良好です。
再生医療も侵襲の少ない手術も、いろいろな引出しの中から患者様ごとに最適な方法を提案しておりますが今後も改善率の向上目指して進歩していきます。
(下記イラストは東京医科歯科大学整形外科HPより抜粋)
https://tmdu-orth.jp/knee-disease/post-3443/